ハーブの性質&身体の状態

以下の表は、身体の状態によって利用するとよいハーブの一覧です。
東洋医学に基づいて身体の状態によいハーブを表にしました。
ハーブは、ハーブティーで、或いはハーブティーをドレッシングやスープに、または、ほんの少し炒め物や煮物に入れてみたり(香り付けとともに)、ほか、料理を器に盛ってから振りかけるなど、ハーブティー以外に料理としてもふんだんにご利用ください。

一般的な症状別ハーブを飲んでも効かない場合は、風邪でも、シーズン、ひいている状態によって飲食するハーブは異なりますので、以下の表をご参考ください。
また、さらに、身体の体質によって詳細に分かれますがこちらでは一般的な内容としております。
身体の体質の大まかな タイプ別によいハーブ にも少し現しましたが、実際には8種類のタイプに分かれます。
これらはカウンセリングを受けなければ、表にはうまく現すことができません。
現在、『ハーブご膳』で少し書いています。そちらをご参照ください。

身体の状態 ハーブの特性 左側の身体の状態に合うハーブ
発熱
咳、喘息
口内炎
口臭
喉の渇き
顔が赤い
目が赤い
吹き出物
食欲旺盛
排尿痛
尿の色が濃い
下痢
便秘
便の悪臭
出血

身体の内部の熱が原因による各症状は、発汗作用のハーブではなく、身体の内側の熱を冷まし、解毒作用のある、 寒性や涼性のハーブを飲食します。
便秘には、胃と腸の運動を増強し、排便を促進するには、腸内の湿熱をとる作用のある、苦味のある寒性ハーブを飲食します。

アイブライト
アグリモニー
アルファルファ
イエロードッグ
ウィッチへーぜル
エキナセア
エルダーフラワー
カモミールローマン
キャットニップ
クリーバーズ
ゴツコーラ
ジャスミン
スカルキャップ
スペアミント
セントジョーンズワート
ダンデリオン
ネトル
バーチ
バードック
バイオレット
ハイビスカス
パッションフラワー
ペパーミント
ホーステール
ホアハウンド
ウイロウ
マーレイン
マカ
マリーゴールド
マロウブルー
ヤロウ
ラズベリーリーフ
ラベンダー
レッドクローバー
レモングラス
レモンバーム
レモンピール
ローズ
頻尿
流涙
夜尿
酸味と渋味のあるハーブを飲食します。

アルファルファ
クリーバーズ
ネトル
ハイビスカス
ホーソン
マカ
マリーゴールド
ラズベリーリーフ
ローズヒップ
晩春~秋の風邪

皮膚の痒み
晩春~秋の風邪は、発熱、目赤、かゆみ、喉の痛み、咳などが主な症状です。
発汗作用と利尿作用のある、辛味のある涼性のハーブを飲食します。

キャットニップ
スペアミント
ペパーミント
ラベンダー
レッドクローバー
レモングラス
レモンバーム
晩秋~早春の風邪
梅雨シーズンの冷え
頭痛
食欲不振
下痢
冷え性
食欲増進
水分の摂り過ぎ
食べすぎ
ストレスが溜まったとき

生理不順
生理痛
性機能の低下
晩秋~早春の風邪は、発熱、寒気、鼻水、鼻づまり、頭痛、喉の痛み、身体の痛みが主な症状です。発生したばかりでまだ完全に風邪を引いていないときには、発汗作用によって、症状を改善します。辛味で温性・熱性のハーブを飲食します。
ストレスがたまっているとき、鬱などには、辛味で温性・熱性しかも芳香性の高いハーブを飲食します。
食欲不振、水分の取りすぎ、或いは食べすぎなどの消化機能低下には、芳香の性質による温性・熱性の辛味によって体内の「湿」をとばします。
冷え、性機能の低下などにも、辛味のある熱性のハーブを飲食します。
アニスシード
オレンジピール
オレガノ
クローブ
シナモン
ジュニパベリー
ジンジャー
セイジ

タイム
バジル
パセリ
バレリアン
ヒソップ
フェンネル
マジョラム
マテ
ローズマリー