ルイボス | Aspalathus linearis

学名: Aspalathus linearis
科名:マメ科 
自生地: 南アフリカ
ルイボスティーは、南アフリカのケープタウン北東にあるセデルバーグ山脈に自生している、マメ科の潅木Aspalathus linearisの樹葉から造られるお茶です。
飲料としてばかかりではありません。

葉が華やかな緑色で松葉のように細いです。
花は小さな黄色。樹高は1.5~2m。木の寿命は7~20年ほど。
播種後2~3年で収穫ができ、1本あたり0. 5kgのお茶が作られます。
摘採時期は花期の終わる晩夏(2月)がベスト。
1~3月に40cm程度の長さに刈り取った樹枝を束ね、24時間以内に5mmの 長さに切ります。生の葉100kgあたり6リットルの水をかけて湿らせ、酵素がよく働くように葉組織を壊します。
赤色になった生葉を15cmの厚さに堆積 し、カバーをかけて35~50℃で10~24時間ほどかけて発酵させます。
発酵中、何回かかき混ぜ、コンクリートの上に2cmの厚さに広げ、2、3日間日 光乾燥。
香りをよくするため、何回かかき混ぜてルイボスティができます。

カフェインフリーでミネラルがたっぷり。
カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、銅、亜鉛、マンガン鉄が含まれています。


なんといっても便通、アレルギー、肌荒れ、消化不良、不眠などにもいいと言われ、民間薬としての役割もあります。
アイスルイボスティにするには、20分くらい蒸し、砂糖、はちみつ或いは、フルーツカットを添えてみましょう。

テキストのコピーはできません。