レモンバーベナ
Aloysia tripylla
コウスイボク(和)、ボウシュウボク(和)
レモンバーベナ Lemon Verbena
学名:Aloysia triphylla
和名:コウスイボク
別名:ヴェルベーヌ(仏)レモンバビーナ

特徴
分類:クマツヅラ科・半耐寒性落葉低木
原産地:アフリカ
草丈:80cm〜1m50cm

細長くすっととがった葉を3枚、プロペラのように輪生につけます。
葉にはきりっとしたレモンの香り。乾燥させてもいい香りが残ります。
フランスではレモンバーベナのハーブティーは「ヴェルベーヌティー」とよばれ、人気があります。

栽培
日当たりのよい場所で水はけのよいアルカリ質の土質を好みます。
葉はいつでも収穫できます。
増やしたい時は春の終わりから初夏、苗床を作って挿し木で増やします。
直射日光にあたりすぎると葉が固くなるので真夏はやや日陰のところで育てるとよいでしょう。
半耐寒性で霜など寒さにあたると葉が落ちるので、冬前には地植えなら短く刈り込みます。鉢植えなら室内にとりこむようにします。

利用法
ハーブティーとして楽しめます。生でも青臭くなく、また、乾燥させてもレモンの香りが残ります。香りが強めなので5cmくらいの葉なら4〜5枚で充分です。
香りが強いので紅茶とブレンドしてもおいしく、他のレモンの香りのハーブとブレンドしたり、胃腸が弱っているときは、すっきりさせたいならミントとのブレンド、ゆったりした気分になりたいときにはカモミールとのブレンド、なども合います。
さわやかな香りはレモン代わりに、料理やデザート、お菓子作りなど幅広く使えます。
ただ、葉が固めなのでハーブビネガーやハーブはちみつなど香りを移して楽しむ方法に適しています。
香りが長持ちするためポプリなどにも最適です。
外用として使う時には肌を柔軟にさせる働きがあるので化粧水として使ったり、お風呂にいれたりしてもよいでしょう。

薬効
ハーブティーには胃腸機能の調整、消化促進作用や神経緊張をやわらげ、不眠にも効果があるといわれます。他には気管支や鼻、のどのつまりを和らげる穏やかな鎮痛剤として、また消化不良やガスによる鼓腸、胃けいれん、吐き気、動悸などの症状を和らげる効果があるとされます。
ただ、長期に渡り多量に飲み続けると胃腸を痛める恐れがあるので注意してください。
浸出液には肌を柔軟にいきいきさせる働きがあるのでお風呂にいれたり洗顔後のパッティングなどにも使えます。ホホバオイルやアーモンドオイルなど肌用の植物油に浸したものはマッサージオイルとしても使えます。香りがほのかなので、ラベンダーやローズマリーのエッセンシャルオイルをブレンドしてもいいでしょう。