
| ヨーロッパ原産 シナノキ科シナノキ属 高さ20〜30mの落葉高木 特徴: 葉が美しく花の香りがよいためヨーロッパでは街路樹として 親しまれています。 ヨーロッパでは千の用途をもつ木として、神聖な木としてあがめられてきました。 成長すると幹の直径は2mにもなります。 葉は長さ7〜12cmで初夏から夏にかけて咲く黄色の花は豊かな香りを漂わせます。 栽培: 日当たりから半日陰までを好み、やや冷涼な地域が適しています。 暑さには弱いほうなので過度の乾燥を避けます。 利用法: リンデンはコモンライム、セイヨウシナノキとも呼ばれる、高さ15m以上直径2mにもなる耐寒性の落葉高木です。シナノキ科で菩提樹の仲間。夏菩提樹と冬菩提樹の交配種です。 ヨーロッパの国々には、昔ながらの建物や街並みが、そのまま残っていることが多く、街路樹として植えられているリンデンも、古くから「神聖な木」「恋愛の木」として親しまれてきました。ドイツの詩人、小説家で自然科学を研究していたゲーテは「夫婦愛」という花言葉を持つこの木に、愛する人の名前を彫ったそうです。これだけで素晴らしいストーリーが浮かんできそうですね。 リンデンの花(葉の変形したものなので正確には苞(ほう)と呼びますが)はとてもユニークです。葉の真ん中から小さな花がたくさん咲くのです。それはやがて実となり、木から落ちる時にはくるくると回転し、風に乗って飛んで行きます。初夏に咲く鋭い香りのこの小花は、蜂を引きつける甘い蜜を出します。葉も、アブラムシの好む蜜を出し、それもまた蜂を引きつける要因となります。花から取れるハチミツは、良質な貴重品で、リキュール、ドリンク剤、入浴剤の他にも、肌をなめらかにするための美容液としても使われています。 ハーブティーとしてもヨーロッパでは古くから愛飲されているものの1つです。ほんのり、ふんわりと漂ってくる甘い香りと、上品ですっきりとした甘みが心を癒してくれます。イライラして落ち着かなかったり、緊張感がとれずに疲れてしまった時などに飲むと神経を静めてくれることから「リラックスティー」と言われています。また、赤ちゃんの気分を落ち着かせることから「ベビーティー」とも言われます。ヨーロッパでは昔から、興奮して言うことをきかない子供に、このお茶を飲ませる習慣があるそうです。そんなハーブですので、心配事が気になって眠れないという時にも、安眠をもたらしてくれます。消化を促進してくれるので、食後のお茶に良いとされていますが、くせの少ないすっきりとしたあと味なので、食事中のお茶として飲むのも良いですね。花に含まれるビオフラボノイドという成分が血圧を下げてくれます。また、血液を浄化する作用があるので、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞などを防止すると言われます。発汗作用があるので、冷え性の女性にもおすすめです。木質部には、腎臓の機能を活性化させる働きがあります。また、脂肪や身体の老廃物を排出し、コレステロールを減少させるので、ダイエット効果も期待できます。 ≫リンデンの入浴剤 イライラした時や落ち込んでしまった時、よく眠れない時などにリンデンのお風呂に入ってリラックスしましょう。 《材料》 水 1L ドライのリンデン(花) 1/2カップ ガーゼ又はお茶だしパック 《作り方》 お鍋に、水1Lとドライのリンデン1/2カップをガーゼ又はお茶だしパックに詰めて弱火で30分、沸騰させないように煮出します。 1回に1カップ〜1と1/2カップくらいをお風呂に入れて使います。 残りは瓶などに入れ、一週間を目安に使い切りましょう。 |